|
投写レンズの3次収差係数を用いた収差補正
- 開催日 :平成22年10月14日(木)
- 時 間 :約2時間30分
(講義2時間,質疑応答約30分)
- 受講者数:8名
- 講 師 :川本忠夫
|
- 光学設計フロー
- 薄肉単レンズの近軸追跡による光路
- 薄肉単レンズ3次収差係数による光線収差補正
3-1. 軸上色収差(L)
3-2. 倍率色収差(T)
3-3. 球面収差(SA)
3-4. コマ収差(CM)
3-5. 非点収差(AS)
3-6. サジタル像面湾曲(CV)
3-7. 歪曲収差(DT)
補足10) 球面レンズ形状評価
補足11) プラスチックレンズ玉図面
|
- 質問
1) 3次収差係数とは
2) 3次収差係数は収差補正する時の指針か
3) 微補正でなく標準化されたレンズタイプを組込、収差補正できないのか
4) 温度(環境)変化したときの収差補正は、可能かs
- セミナー後の感想
1) 3次収差係数は光学ソフトで計算できるが、それを使って設計していない様である
2) 3次収差係数と光線収差の対応を取って補正して行く手順を設計技術として、身に付けて欲しい。
|
|
ズームレンズの3次収差係数を用いた収差補正
- 開催日 :平成22年11月18日(木)
- 時 間 :約2時間30分
(講義2時間,質疑応答約30分)
- 受講者数:10名
- 講 師 :川本忠夫
|
- ズームレンズ光学仕様
- レンズ構成デ-タ
- ズーム/フォーカス方式
- 薄肉単レンズの近軸追跡による光路
- 3次収差係数による光線収差補正
5-1. 広角端;コマ収差 (3群両面非球面Bending)
5-2. 中間位置;球面収差 (4群接合面Bending)
5-3. 中間位置;非点収差 (2群突き当て面Bending)
5-4. 望遠端;色収差 (1群硝種変更Bending)
補足12) アプラナティックレンズ
補足13)無収差レンズ(2次曲面)
補足14非球面のテイラー級数展開
|
- 質問
1) このズーム方式のレンズを選択した理由は
2) 1群と2群のPower配置条件によっては2群の像点位置は、Tele端でWide端での像点位置にもどるように出来る。
基準は物体距離INFか有限か
3) コリメートレンズで平凸球面レンズ球面はR1面側が良いのか、R2面側が良いのか
- セミナー後の感想
1) ズーム方式について、移動図だけでは、解り難かった様である。計算式や数値例で説明が必要と思う。
2)光線の高さをみて各収差が敏感なレンズで形状を変え補正するというやり方が多少なりとも解ってもらえたと思う。
|
|
ズームレンズの最適化とMFT評価
- 開催日 :平成22年12月21日(火)
- 時 間 :約2時間30分
(講義2時間,質疑応答約30分)
- 受講者数:10名
- 講 師 :川本忠夫
- 演習課題 :4群ズーム
ズーム計算演習問題(1)と(2)
- 演習課題 :Fermat原理
球面収差が0になる2次曲面の条件
演習問題(1)平凸レンズについて
演習問題(2)凸メニスカスレンズについて
|
- ズームレンズ最適化例
- 2.1 DLS法
- 2.2 近軸制御
- 2.3 変数選択
- 2.4 目標と結果
- 2.4-1 広角端1・広角端2
- 2.4-2 中間位置
- 2.4-3 望遠端
- 光線収差とMFT評価
- 3.1 コマ収差による劣化(広角端)
- 3.2 球面収差による劣化(中間位置)
- 3.3 非点収差による劣化(中間位置)
- 3.4 軸上色収差による劣化(望遠端)
- 補足15)最良像面位置
- 補足16)レンズ系のレスポンス関数
|
- 質問
1) 最適化で面間隔は変数に取らないのか
2) 最適化で主点間隔を固定すると空気間隔が変化する?
3) Wide、Normal、Teleの収差すべてを評価量にするのか
4)レスポンス関数はOTFの事である?
- セミナー後の感想
1) 収差補正からMTFまで一通りの設計講義は終わった
2)正月休みの宿題として演習問題を出した
|
|
レンズ設計の実際
〜レンズの光学設計で必要な基礎知識〜
- 開催日 :平成23年3月月9日(水)
- 時 間 :10:30〜16:30 (講義4時間30分,質疑応答約30分)
- 主 催 :株式会社R&D支援センター
- 会 場 :大阪ドーンセンター 4F 中会議室3
- 受講者数:8名
- 視聴料 :1名につき49,980円 (税込、昼食・資料付き)
- 講 師 :川本忠夫
|
【 講演項目 】
-
レンズ設計の基礎
1-1.像質
1-2.光の屈曲
1-3.球面収差
1-4.コマ収差
1-5.横収差の表し方
1-6.非点収差
1-7.像面湾曲
1-8.歪曲収差
1-9.TV表示歪曲度
1-10.軸上色収差(縦の色収差)
1-11.倍率色収差(横の色収差)
1-12.スポットダイヤグラム
1-13.開口絞りと瞳
1-14.構成の進展
1-15.構成の進展(続)
1-16.光学ガラス地図とガラス選択
1-17.幾何光学的MTF
1-18.MTF特性の表現形式
1-19.レンズの最小錯乱円と解像
1-20.レンズの理想MTFと実測MTF
1-21.投影解像度検査
1-22.射影方式
1-23.光学設計フロー
-
光学設計資料の見方
〜投射レンズ(球面系固定焦点)の例
2-1.光学仕様
2-2.レンズデータ
2-3.光路図
2-4.縦収差図
2-5.横収差図
2-6.MTF図(デフォーカス特性)
2-7.周辺光量比
-
レンズの偏芯感度
3-1.薄肉単レンズ結像式
3-2.多数の薄肉単レンズ追跡式
3-3.近軸偏芯感度
3-4.ズームレンズ光学仕様
3-5.レンズ構成データ
3-6.ズーム/フォーカス方式
〜CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
3-7.レンズ群ディセンター感度
3-8.レンズ群ティルト感度
3-9.レンズ群シフト感度
|
-
3次収差係数による収差補正
4-1.単レンズ近軸諸値
4-2.薄肉単レンズ3次収差係数
4-3.アプラナティックレンズ
4-4.無収差レンズ(2次曲面)
4-5.非球面のテイラー級数展開
4-6.薄肉単レンズの近軸追跡による光路
〜投射レンズ(球面系固定焦点)の例
4-7.軸上色収差(L)
4-8.倍率色収差(T)
4-9.球面収差(SA)
4-10.コマ収差(CM)
4-11.非点収差(AS)
4-12.サジタル像面湾曲(CV)
4-13.歪曲収差(DT)
4-14.薄肉単レンズの近軸追跡による光路
〜CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
4-15.広角端;コマ収差
4-16.中間位置;球面収差
4-17.中間位置;非点収差
4-18.望遠端;色収差
-
光線収差の最適化
5-1.1DLS法
〜CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
5-2.近軸制御
5-3.変数選択
5-4.目標と結果(広角端:縦収差)
5-5.目標と結果(広角端:横収差)
5-6.目標と結果(中間位置:縦収差)
5-7.目標と結果(中間位置:横収差)
5-8.目標と結果(望遠端:縦収差)
5-9.目標と結果(望遠端:横収差)
-
光線収差とMTF評価
6-1.最良像面位置
6-2.レンズ系のレスポンス関数
6-3.コマ収差による劣化(広角端)
6-4.球面収差による劣化(中間位置)
6-5.非点収差による劣化(中間位置)
6-6.軸上収差による劣化(望遠端)
|
|
レンズ評価チェックリストと照明系のレンズ
- 開催日 :平成23年3月17日(木)
- 時 間 :約2時間30分
(講義2時間,質疑応答約30分)
- 受講者数:10名
- 講 師 :川本忠夫
- 演習問題 :ズーム演習問題と回答
CCTV用標準ズームレンズのズーム・フォーカス方式
演習問題(1)
演習問題(2)
- 演習課題 :Fermat原理問題と回答
球面収差が0になる2次曲面の条件
(1)平凸レンズについて
(2)凸メニスカスレンズについて
|
- 設計性能チェック
- 偏芯感度チェック
- ゴースト・フレアーチェック
- ゴースト・フレアーの例
4.1 Ringゴースト
4.2 接合面反射ゴースト
4.3 既知ゴースト・フレアー
- 測光量の定義
- 照明方法
- 照明光学例
|
- 質問
1) ズーム計算問題において、2群移動に対して4群がWide〜Teleで同じ位置に戻る方式を使うのは何のためか?
2) レンズ評価チェックリストの最小錯乱円をPixel Sizeの1.5倍からレンズの目標解像本数を決めるのはなぜか?
3) 照明系レンズにおいて、コンデンサーレンズとフライアイレンズの間隔はもっと圧縮できないか
- セミナー後の感想
約1年のセミナーでレンズ設計に関して興味をもって貰ったと思う。
将来のご活躍を期待したい。
|